特集:2012年8月
製品プラの資源化の現状
資源化を選択した自治体と処理施設を訪問


資源循環システムの構築を目指す
三重中央開発 (株) 三重総合リサイクルセンター

三重中央開発株式会社

〒518-1152 三重県伊賀市予野字鉢屋4713番地
1980(昭和55)年8月8日設立

RPF製造施設 処理能力:
 <破砕・圧縮>92t/日、<破砕・圧縮固化>56t/日
その他施設:
 プラスチックリサイクル施設、焼却灰の焙焼炉、電気機器リサイクル施設、
 乾燥・炭化化施設、管理型処分場など
取扱廃棄物量:
 一般廃棄物8万t/年、産廃22万t/年

2月22日、三重中央開発(株)三重事業所 三重営業部営業課長の石山氏と、業務1課リサイクルグループ課長の中村氏にお話を伺いました。

左から三重中央開発三重事業所の業務1課・中村課長と、三重営業部営業課・石山課長

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見学者が絶えない三重総合リサイクルセンター

三重中央開発 (株)は廃棄物のトータルリサイクルシステムを目指す大栄環境グループ(本部:神戸市)の中核会社です。

三重総合リサイクルセンターは、大阪と名古屋の中間という非常にアクセスのよい地点、伊賀上野市の工業団地の中にあります。40万uという広大な敷地には、産業廃棄物及び一般廃棄物の処理処分・再資源化・リサイクル製品製造など、18もの施設があります。

1984年に埋立処分場(管理型)の営業を開始したのが始まりです。

同センターは、廃棄物処理業、特に産業廃棄物処理業のイメージアップを図るため、事業所の中をとにかくきれいにしよう、地域の環境改善に貢献しようと「緑の活動」と「サファリパーク化」計画に取り組んでいます。「緑の活動」とは、1年を通じて花を欠かさないようにする花壇づくりなどを取り組み、「サファリパーク化」とは敷地内に、廃材を用いて敷地内に動物のオブジェを多数置くほか、場内で使用する重機に動物の絵を描く、といった活動です。

環境教育の場としても活用してもらえるよう、団体・一般の施設見学を受け入れているため、毎日、工場見学に訪れる団体が絶えません。1998年にISO14001も取得しています。


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RPF施設の概要

RPFの生産能力は2,100t/月ですが現在、年間8,000tの生産をしており、全量を製紙工場に売却しています。

廃プラをRPFにする前処理として塩素濃度管理が必要で、納入されたプラを光学選別し、PE、PP、PSを取り出してRPF原料とします。その段階で40〜50%程度しか利用出来ません。残りは焼却処理をしています。

製品プラをRPFに加工する上で難しい点は排出者によって分別の仕方が違うことです。容リプラから手選別ではじかれたものを入れている排出者や、粗大ごみの小さいものも入れている排出者、汚れもの、袋、かばん、靴など、いろいろなものが混入し、それにより何割を製品化できるかが変わってきます。異物などが多いと重さにして10%前後しかRPFに出来ないものもあります。質のよいRPFを安定的に製造するには、質のよい廃プラスチックも必要になるということから、やはり、排出時点からの分別協力が重要になります。

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