都市型豪雨対策に貢献する再生プラスチック 「3R推進功労者等表彰」経済産業大臣賞をリプロントーワが受賞
経済産業省など関係7省が後援する3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進功労者等表彰の2016年度経済産業大臣賞を、リプロントーワ株式会社(東京都中央区日本橋堀留町1-1-13)の大型再生プラスチック製品「雨水貯留浸透システム ハイドロスタッフ」が受賞しました。
◇コンクリート製を再生プラ製に代替、市場を広げる
大気の不安定によって突発的で予測が困難な局所的大雨、いわゆる"ゲリラ豪雨"の被害が続出しています。地球温暖化や都市化が原因とされますが、その対策として水循環を可能な限り自然で健全な方向に導くため、雨の降ったその場で雨を貯めたり浸透させる施設の導入が進んでいます。
「ハイドロスタッフ」は、この雨水貯留浸透システムでシェア上位を確保しています。地下に埋設されているため、普段は目にする機会がほとんどありませんが、都市災害防止で大切な役割を果たしています。日本で施工が始まったのは約20年前で、当初はコンクリート製品が中心でしたが、コストや作業性が有利なプラスチック製品が注目され普及しました。マンションや商業施設の駐車場のほか、学校や公園など公共施設でも施工されています。雨水の流出抑制機能は水資源のダムの役目も果たし、都市生活に潤いを与えています。
(出典:リプロントーワ http://www.lyprone.com/)
◇創業時から再生プラの可能性に注目
リプロントーワは1984年、合成樹脂原料の販売会社として設立されましたが、早い時期から原料のカラーリング、再生原料の製造などメーカー指向を持っていました。1994年、建材メーカーの城東化学工業(現城東テクノ)と業務提携、住宅や土木資材の射出成形品を得意とするプラスチック加工メーカーとして事業を拡大しました。同時期に住友化学工業(現住友化学)と販売代理店契約を締結したことで、合成樹脂の造粒や成形技術に関しても知見を広げました。
「ハイドロスタッフ」は古河電気工業が開発、商品化したものですが、2005年から製造受託を通じて技術・ノウハウを蓄積しました。そして2014年4月に同社から事業譲渡を受けて製造販売に乗り出しました。これを契機に樹脂原料の販売事業を縮小、「ハイドロスタッフ」を主力に、従来からの住宅・土木資材、カーステップ、感染性廃棄物容器「エコピタル」など再生プラスチック製品主体の製造・販売メーカーとして新たな飛躍に挑戦しています。
◇蓄積した技術開発力と原料調達力で競争力確保
「ハイドロスタッフ」事業を継承して約2年半ですが、業界平均を大きく上回る高い成長を維持しています。同社の強みはポリプロピレンなど再生プラスチック原料の製造を30年近く手掛けていることで、多様な再生原料について、粒度、強度、流動性、比重などを測定・分析し、物性面のばらつきを適切に管理して加熱加工(再ペレット化)を極力回避していることです。さらに製品構造と成形工法を工夫して再生プラスチック製でありながらも、幅144×144メートル、高さ4メートルの大型雨水貯留浸透槽を実用化、総重量25トンの大型トラックに耐える強度を実現しました。
コンクリート製から始まった雨水貯留浸透システムですが、再生プラスチック製でも信頼できる長期性能を提供し続けることで、年間需要約25万トンの再生プラスチック原料の約7%を占める用途になっています。一方で、再生原料の確保が難しくなるのではという不安も指摘されますが、真野明夫社長は「長年蓄積してきたプラスチック再生技術、幅広い再生原料調達ルートによって安定して事業を拡大できると確信しています。どんな時代になってもバージン原料より再生原料が高くなることはないでしょう」と、この事業に賭ける決意を語っています。目立たない地下空間で再生プラスチックが有効利用され、災害防止と環境との共生に貢献している技術開発力に改めて注目したいものです。
■リデュース・リユース・リサイクル推進協議会(3R 推進協議会)
http://www.3r-suishinkyogikai.jp/
■リプロントーワ株式会社
http://www.lyprone.com/
■日本プラスチック有効利用組合
http://npy-k.jp/
―中央区環境保全ネットワーク主催 「子どもとためす環境まつり」に参加―
9月24日、中央区環境保全ネットワーク主催、東京都中央区、同区教育委員会共催の「第13回2016年 子どもとためす環境まつり」(会場:中央区立中央小学校)に参加し、ポリスチレンカップからマイキーホルダーを作るブースを開設しました。当日は生憎の雨模様でしたが、区内の小学生、幼児、保護者の方々や周辺地域の方々が多数来場し、盛況の一日となりました。
「子どもとためす環境まつり」は、区内小学校を会場に年1回開催され、今年で13回目となります。毎年、中央区と関連のある企業、団体、行政、学校等が多数出展し、参加型の楽しい出し物を体験できることから、子どもたちにとって待ち遠しいイベントの一つとなっています。
そこで今回は環境まつり主催者である「中央区環境保全ネットワーク」についてご紹介したいと思います。
「中央区環境保全ネットワーク」(代表・伊藤美智子 氏)は、「中央区在住在勤の区民・企業・行政が連携・協働して中央区の環境保全に取り組み、より良い地球環境を次世代に残すこと」を目的に平成14年(2002年)に設立された組織で、中央区内の個人、団体、企業などおよそ70名がメンバーとなって、情報交換会・研修会・見学会・講演会など、地域とのコミュニケーションを重視した活動に取り組んでいます。
活動は会員のボランティアに基づくものですが、これを持続可能なものとするため、「3R」に倣った「3T」(「楽しく」、「ためになる」、「助け合い」)を心がけたものになるよう進めるなどの工夫が取り入れられています。
そして平成16年(2004年)からは、環境問題についてより理解度を深めることを目指して、子どもたちや地域の方々を対象にした次世代に向けた環境の繋がりとなる体験学習型の環境イベント「子どもとためす環境まつり」を柱とした活動に重心が移されました。
「中央区環境保全ネットワーク」のこのような取り組みは、世間から注目され、これまでにも、NHK、テレビ東京、読売新聞等多くのマスコミで採りあげられています。
そして長年にわたる地道かつ着実な活動が評価され、平成16年(2004年)に財団法人省エネルギーセンター主催の「第4回省エネ学習プランコンクール 学習教材アイデア部門 最優秀賞」を、平成22年(2010年)に東京都社会福祉協議会の「会長賞」をそれぞれ受賞しました。更に平成27年(2015年)には、より良い地球環境を次世代に引継ぐ環境のリレーをめざす持続的な3R普及活動~「子どもとためす環境まつり」と「サーモンプロジェクト」~に対して、3R推進協議会主催の「平成27年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰 会長賞」が授与されました。
このような環境保全への真摯な取り組みが、ボランティア精神の下で長年にわたり続けられてきたことはまさに賞賛に値するものといえます。同じ中央区に所在する団体として、当協会としても、同ネットワークのこれからの活動のお手伝いをさせていただければと思っています。
*サーモンプロジェクト
「子どもたちが出展者スタッフと活動を共にし、自ら環境について考え、他者に伝えていく」ことで、子どもたちに「環境への気づき」の場を持ってもらう機会とすることを目的とするもので、「子どもとためす環境まつり」では、「サーモン」と呼ばれる子どもサポーターが各出展団体のブースに入り、お手伝いする中で目的の実現を目指しています。「サーモン」とは、中央区で育った子どもたちが鮭(サーモン)のように大人になってまた中央区に戻り活躍して欲しいとの思いを込めて名付けられました。
■中央区環境保全ネットワーク
http://www.geocities.jp/chunet2005/
武蔵野市立関前南小学校で出前授業 ‐むさしの・こどもエコフォーラムに協力‐
10月17日、武蔵野市立関前南小学校(菅原このみ校長)の4年生を対象とした「出前授業」に参加しました。この出前授業は、地元で長年に亘り環境教育活動に取り組んでいる「むさしの・こどもエコフォーラム」が主催するもので、当協会の協力は今年で9回目となります。
当日は3R(リデュース、リユース、リサイクル)の復習と3Rカードゲーム、発泡スチロールのリサイクルとPETボトルから綿を作る実験を行いました。3Rカードゲームは、例えば「小さくなった服」のカードと「弟、妹が着る」のカードが「リユース」にあたるといったように、組み合わせとなったカードの関係が3Rのどれに該当するかを考えるものですが、生徒さんたちは一所懸命に思案して活発に手を挙げてくれました。
また実験の時間では、自ら行うのは初めてということもあってか、器具の扱い方、試薬の匂いの嗅ぎ方などはやや緊張しながらのものでしたが、注意事項をしっかりと守ってくれたため楽しく進めることができました。
ビーカー中の試薬(リモネン)に発泡スチロールを入れると泡を出して溶けて見えなくなってしまったこと、別の試薬(エタノール)を入れたらまた白い物体が現れてきたこと、発泡スチロールを試薬(アセトン)でやわらかくしたものを小さな粒にして熱湯につけたら大きく膨らんだこと、さらにPETボトルの破片をモーターでくるくる回る装置に入れてアルコールランプで熱したらアルミ缶の小さな穴から綿がとびだしてきたことなど、初めての体験に都度大きな歓声があがっていました。「出前授業」終了後の感想でも「とても面白かった」、「びっくりした」、「3Rがよくわかった」といった声を聞くことができました。
当日は生憎の雨模様でしたが、学校公開日ということもあり保護者や地域の方も来校し、カードゲームや実験の様子を興味深そうに見守っていました。
さて 今回は、「出前授業」を主催したむさしの・こどもエコフォーラムについてご紹介したいと思います。
むさしの・こどもエコフォーラム(代表:冨川昌美 氏)は、「武蔵野市内のこどもたちに工作・実験、実物のインパクトによって『自然』、『環境』の大事さを伝える」ことを目的として平成20年(2008年)10月設立されたゆるやかな繋がりの団体で、現在、大学教授・名誉教授、市会議員、小中学校教諭・OB、保育士、環境カウンセラー、市民ボランティアなど13名のメンバーで運営されています。
具体的な活動としては、「あそべえ」(子どもたちが自由に集い自分で遊び・考え、異年齢児童の子ども同士が交流できる安全な居場所、自由来所型の遊び場のひとつとして市が学習施小学校・地域こども館等に設置しているもの/放課後対策施策の一環として市立の全小学校にも付設されている)への協力、「出前授業」の主催(学校の正規授業への参加・協力/科学工作クラブ、ゲスト授業等/関前南小学校への当協会の協力もゲスト授業として行ったもの)、「野外学習」の開催(善福寺公園などを主なフィールドとして子どもと保護者等市民を対象に昆虫、野鳥、花草など地域の自然の観察を行う/杉並自然観察会など専門家集団の豊富なスタッフと合同で実施)、「市イベント」への参加(環境フェスタ、サイエンスフェスタなどでのブース出店)といったものが挙げられます。
むさしの・こどもエコフォーラムの活動は、
①子どもの頃の「驚きと感動」が大人になってからの行動に大きい影響を与えるとの認識の下、地球の誕生、生物の進化など身のまわりに溢れる不思議について、できるだけ実物や標本に触れ、「大きさ」、「重さ」、「色」、「音」、「変化」などを通じて子どもたちに体感してもらう
②放課後学習は「お話」とともに「工作・実験」「遊び」の三本柱で構成し、授業とは違った「楽しさ」を中心に据えたものとする
③フォーラム会員だけでなく、関連する団体や個人が活発に出入りすることで思いがけない効果が現れるとして、子どもたちを中心に、学校などの教育担当者だけでなく家庭、市民団体や行政、事業者が交流し、楽しむフォーラム(広場)になるようにする。
ことを特徴とするものですが、これまでの弛まぬ活動の積み重ねにより、地元からは高い評価と信頼を得るまでになっています。
当協会としても、むさしの・こどもエコフォーラムに今後も協力し、プラスチックの関心を高め、プラスチックとそのリサイクルにかかる正しい知識の普及を図っていきたいと思っています。
参考 むさしの・こどもエコフォーラム活動実績(2015年度)
(あそべえ)
月日 | 内容 | 場所 | 人数 |
2015年 | |||
6月18日 | ピョンピョンかえる・カエルの話 | 関前南あそべえ館 | 18 |
6月23日 | ピョンピョンかえる・カエルの話 | 千川あそべえ館 | 16 |
6月24日 | いもむしコロコロ・いもむしの不思議 | 四小あそべえ館 | 24 |
7月8日 | ピョンピョンかえる・カエルの話 | 境南あそべえ館 | 9 |
11月11日 | 化石のレプリカ・地球と生命の歴史 | 四小あそべえ館 | 24 |
2016年 | |||
1月28日 | 野鳥の生態と人間の関わり | 関前南あそべえ館 | 15 |
2月10日 | 変身カード・冬の生き物 | 四小あそべえ館 | 30 |
2月16日 | のぼりサル・今年はさる年サルの話 | 関前南あそべえ館 | 9 |
2月17日 | のぼりサル・今年はさる年サルの話 | 境南あそべえ館 | 13 |
2月19日 | のぼりサル・今年はさる年サルの話 | 二小あそべえ館 | 18 |
2月23日 | のぼりサル・今年はさる年サルの話 | 千川あそべえ館 | 19 |
(出前授業)
月日 | 項目 | 内容 | 場所 | 学年 |
2015年 | ||||
6月11日 | 科学工作クラブ | 万華鏡・万華鏡の歴史 | 関前南小 | 4~6年 |
10月22日 | 科学工作クラブ | 化石のレプリカ 地球生命の歴史 | 関前南小 | 4~6年 |
11月21日 | ゲスト授業(協働) | プラスチックのリサイクル | 関前南小 | 4年 |
2016年 | ||||
1月28日 | 科学工作クラブ | 野鳥の生態と 人間の関わり | 関前南小 | 4~6年 |
2月12日 | ゲスト授業(協働) | 生物多様性 | 関前南小 | 6年 |
2月18日 | 科学工作クラブ | ぷーぷー笛 音の出る仕組み | 関前南小 | 6年 |
(野外学習《合同》)
月日 | 項目 | 内容 | 場所 |
2015年 | |||
5月10日 | 善福寺自然観察会 | 花から花へ虫たちも大忙し | 善福寺公園 |
8月1日 | 善福寺自然観察会 | セミの羽化 | 善福寺公園 |
10月18日 | 善福寺自然観察会 | 実りの秋。いろんな木の実・ タネ・虫たち(下見) | 善福寺公園 |
2016年 | |||
2月21日 | 善福寺自然観察会 | こも(菰)びらきと冬鳥 | 善福寺公園 |
(イベント協力)
月日 | 項目 | 内容 | 場所 |
2015年 | |||
8月7日 | 学童クラブ | セミの話と せみブンブン | 関前南小 |
9月26日 | 市・サイエンスクラブ | 化石採集 | 千葉県印西市 |
10月3日 | 市・サイエンスクラブ | 超合金で化石の レプリカを作ろう | 大野田小 |
10月19日 | 市・環境フェスタ | 生物多様性(生きもの・いのちを考える) | 境南ふれあい広場 |
10月11日 | こども科学実験教室 | カタクチイワシの 解剖 | 西久保セミコン |
10月3日 | 市・サイエンスクラブ | 化石レプリカ 地球・生命の歴史 | 市総合体育館 |
(その他)
月日 | 項目 | 場所 |
2015年 | ||
12月1日 | 市民社協・歳末たすけあい募金活動協力 | 三鷹駅前 |
■むさしの・こどもエコフォーラム
https://sites.google.com/site/musashinokidsecoforum
■一般社団法人プラスチック循環利用協会
http://www.pwmi.or.jp/
3R推進自主行動計画目標軽量化率15%、 リサイクル率85%以上の維持を達成 ―PETボトルリサイクル推進協議会―
11月、PETボトルリサイクル推進協議会(推進協議会)が「PETボトルリサイクル年次報告書2016」を公表しました。その概要をご紹介します。
同報告書によると、2004年度を基準年度として、15年度の指定PETボトル全体の軽量化率は「3R推進自主行動計画目標15%」を上回る16.7%に、また削減効果量は11万tになりました。これは、長年に亘る容器軽量化の地道な努力の積み重ねによるもので、事例として、この10年間の、清涼飲料容器500ml(耐圧タイプ)で△22.1%、同2000ml(無菌タイプ)で△33.6%、酒類容器2700mlで△11.3%、醤油容器500mlで△13.3%の軽量化がそれぞれ進められてきたことが示されています。
また、リサイクル(回収・再資源化)率も、リサイクル率の「分母」となる指定PETボトル販売量(総重量)については、販売本数が増加したもののボトルの軽量化が一層進んだことで前年度比6千t減の563千tとなる一方で、「分子」となるリサイクル(国内・外再資源化)量が19千t増の489千tとなったため、目標(85%以上の維持)を上回る86.9%を達成することとなりました。
このリサイクル率86.9%は、米国、欧州のリサイクル率(それぞれ21.7%、41.2%)を凌駕する世界最高水準のものであり、我が国のリサイクル意識の高さを示すものといえます。
報告書では、使用済PETボトル国内再資源化量262千tのうち調査で判明した226千tの用途も示されています(カバー率86.4%)。内訳をみると、PETボトル37千t、シート105千t、繊維79千t、成形品他6千tとなっています。PETボトル37千tはB to B(Bottle to Bottle)によるもので、推進協議会は、今後メカニカルリサイクルによるB to Bの動きが次第に活発になっていくことが見込まれるとしています。
※ 国内利用推定量261.7千トンに対し、
用途別利用調査量は226.3千トンでカバー率は86.4%
※ 端数処理のため、数値が合わない場合がある。
PETボトルの海外再資源化はどうなっているのでしょうか。財務省の貿易統計によれば、PETくずの輸出量は、2009年度以降400千t前後で推移していますが、そのほとんどが中国向けとなっています。15年度では、392千tのうち345千tが中国向けでした(香港を含めると374千t)。中国では、再生ポリエルテル繊維の原料として、国内由来が約4百万t(回収PETボトル約3百万t、回収繊維約1百万t)、輸入回収PETボトルが約2百万tとなっています。この2百万tのうちの一部が日本からの輸入によって賄われているということになります。
*財務省の統計では、PETくずの量は「フレーク状のくず」と「その他のくず」をあわせたものとなります。使用済PETボトル由来のくずは「フレーク状のくず」に、シートやフィルム由来のくずは「その他のくず」に区分されます。ただし使用済みPETボトルのベール品は「その他のくず」に含められています。
報告書では、PETボトルをリサイクルするとどれだけの環境負荷低減効果があるかについても試算しています。それによれば、2014年度データを基にCO2排出量で評価すると、リサイクルしなかったと仮定した場合のCO2総排出量が4,285千tとなるのに対し、同年度82.6%のリサイクル実行によってCO2総排出量はほぼ半減の2,122千tとすることができたとのことです。PETボトルリサイクルの推進が環境負荷軽減に多大な貢献していることがわかります。
PETボトルリサイクル年次報告書2016
http://www.petbottle-rec.gr.jp/nenji/2016/index.html
*掲載グラフ、表等は「PETボトルリサイクル年次報告書2016」からの引用。
■PETボトルリサイクル推進協議会
http://www.petbottle-rec.gr.jp/
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