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環境省が「我が家の環境大臣」登録募集開始
 地方行政も「省エネファミリー」など募集中

エコファミリーHP
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環境省は、「我が家の環境大臣」を募集する事業を始めました。これは、環境保全に関する取り組みを行う家庭を「エコファミリー」とし、その家庭の代表者を「我が家の環境大臣」として登録してもらい、エコライフにつながるいろいろな事がらに挑戦してもらおうという試みです。登録家庭には大臣任命証やステッカー、エコライフに関する教材などが配布されます。

登録方法は地方自治体を通じて申し込む団体登録と、インターネットで各家庭から申し込むWeb登録の2つ。登録した家庭(無記名で可)は、エコライフのアイディアを発表したり、優れたアイディアに投票したり、毎日、だれでも簡単にできるエコチャレンジ(夜空を見上げよう、魔法瓶を使おう、おふろの残り湯で打ち水をしようなど)を実践するなどして、ポイントをゲットする仕組みです。6月に始まった募集で、すでに1000以上の家庭、81団体が登録しています(8月12日現在)。

これに似た取り組みは、地方自治体でも始まっています。たとえば、栃木県では県の地球温暖化防止活動推進センターが「省エネチャレンジ大作戦」のキャンペーンを実施。6月30日で参加申し込みは締め切られましたが、7月1日〜9月30日までの間、家庭、学校、事業所部門から、取り組みの内容や工夫した点などを報告してもらうものです。

各部門の優秀賞受賞者(家庭、学校、事業所)には副賞として5000〜50000円相当の商品券が授与されます(募集期間は2005年11月11日まで)。

東京都昭島市では、2005年4月から「省エネファミリー」を募集中で、登録資格は市内在住で「資源・ごみの収集カレンダー」についている「省エネ家計簿」を2ヶ月間続けて記入することです。これと合わせて「昭島省エネファミリー宣言書」を市に提出すると、間伐材でできた「あきしま省エネファミリー認定書」と記念品がもらえます。

 

関連URL:
  環境省HP エコファミリーHP
  栃木県HP
  昭島市HP

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環境省が地球温暖化問題を考える
 教材用CD-ROMを作製、
 全国中学校に無料配布中!

環境省は、駐日英国大使館と共同し、地球温暖化問題をわかりやすく学べる環境学習CD-ROM「解決!地球温暖化!」を企画・製作し、全国の中学校に無料配布しています。(製作協力・財団法人水と緑の惑星保全機構)

CD-ROMでは、「地球温暖化ってなに?」「地球を冷ますにはどうすればいいの?」など、10の設問に基づいて、わかりやすく学習できます。温暖化対策の優等生として、英国の子どもたちの取り組みも紹介されでいます。ナビゲート役は、環境省の温暖化防止PRキャラクターの「コマメちゃん」、英国大使館の環境問題PRキャラクター「ブリテンちゃん」。 一緒に地球温暖化のことを勉強するのが、環境省環(わ)のくらし応援団の「モーニング娘。」から二人のメンバーで構成されるエコユニット「エコモニ。」。すべての項目の学習を修了すると、「コマメちゃん」「ブリテンちゃん」「エコモニ。」から、認定書が送られる仕組みです。

問い合わせ先:財団法人水と緑の惑星保全機構


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環境省 廃棄物処理法の基本方針を改正
 一般廃棄物処理有料化の推進、廃プラスチックの
 熱回収の方向、明確に

2005年5月26日、環境省は廃棄物処理法の基本方針(同法第5条2第1項に基づく)を改正しました。今回の改正は、2月の中央環境審議会の意見具申を受けて行われたものです。

新しい基本方針では、国と地方が一体となって廃棄物の削減、循環型社会の実現を進めるために、@一般廃棄物の処理に関して、他の市町村との連携等による広域的な取組が必要、A一般廃棄物の処理に関するコストの分析及び情報提供を行い、社会経済的に効率的な事業を追求、また、排出抑制や再生利用の推進、排出量に応じた負担の公平化及び住民の意識改革を進めるため、一般廃棄物処理の有料化の推進を図るべきであるとしています。

また、廃棄物の適正処理の点では、廃プラスチック類の取扱いについて、発生抑制、再生利用を推進し、それでもなお残った廃プラスチック類について、「最近の熱回収技術や排ガス処理技術の進展、最終処分場のひっ迫状況等を踏まえ、直接埋立は行わず、一定以上の熱回収率を確保しつつ熱回収を行うことが適当である」と熱回収の方向性を明確にしました。

関連URL:環境省HP

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東北電力、廃プラを原料にした
 電柱基礎補強材を開発・導入

東北電力は、配電設備から発生するプラスチック廃材の全量リサイクルをめざして、廃プラスチックを原料とした「プラスチック製ねかせ」を、東北ポール(株)と共同開発、2005年度から導入しています。

電柱の「ねかせ」とは、配電柱の転倒、傾斜を防止するための地中部分に取り付ける基礎補強材。従来はコンクリート製ですが、プラスチック製は、原料に配電線の絶縁カバーや計器箱などの廃プラスチックを使っています。コンクリート製のものと比べ、重量は約4分の1の28kg、長さも4分の3の90cmと小型軽量化されたため、運搬や据付作業の負担も軽くなりました。


プラスチック製ねかせ(電柱基礎(地中)に取付けした様子)

関連URL:東北電力

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東京木工所がペットボトルのふたを建築資材にリサイクル
 杉並区などが協力

木材建材の卸売や住宅建築事業などを手がける株式会社東京木工所は、2004年から木更津工場において、新建築資材「エコプライ」の製造を始めました。この事業は千葉県エコタウン事業の一つとして、国と千葉県の補助を受けスタートしたものです。

「エコプライ」は、コンクリート型枠用合板の代替品で、従来の合板と違い、廃木材と廃プラスチックを原料にしています。廃木材と廃プラスチックの割合は、4対6、繊維状にした廃プラスチックを混合成型した、完全リサイクル製品です。廃プラスチックとしては、硬質系が主にペットボトルのふたを、軟質系がフレキシブルコンテナバッグ、包装用シート、ロールフィルムなどを使用しています。

「エコプライ」は使用後、再度、再生できるのが最大の特徴です。建設リサイクル法により、分別・リサイクルが義務付けられた建設廃棄物として、木材も対象になっていますが、同社は使用後も回収してリサイクルするシステムを整え、半永久的に再生できるようにしました。従来のプラスチック系の型枠用ボードと比べて、木材チップを混入しているため、伸び縮みが少ないことも特徴です。

同社は年間に販売する型枠用合板の23%に当たる112万枚の「エコプライ」の生産を計画しています。ただ、この計画を実現するためには、材料となるペットボトルのふたが月に250t必要となり、これを購入するとコスト高になるため、自治体や企業からごみとして排出されるふたの提供を呼びかけました。

その結果、いち早く呼びかけに応じたのが、東京都杉並区です。杉並区では、年間30〜35tのペットボトルのふたをペットボトルと別に回収してきましたが、これまでは中間処理業者に1kg30円で引き取ってもらい、最終的には埋め立て処分されていました。それが、同社に提供することで、費用もごみの削減もできることになったのです。

同社は、工場のフル稼働を実現するため、排出企業や自治体の協力をさらに呼びかけています。


エコプライ製造の流れ
クリックで拡大します。


エコプライ


関連URL:株式会社東京木工所

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愛・地球博関連ニュース



「愛・地球博」会場のごみ、17に分類
 85%を資源として再利用する計画

「愛・地球博」会場では、サブテーマ「循環型社会」にそって、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を積極的に推進しています。ごみについては、来場者から出るごみと参加者(関係者)から出るごみを分別し、会場から出されたごみの約85%を資源としてリサイクルする目標を立てて、取り組まれています。

来場者は、会場内に80ヶ所以上設置されている「ごみ箱ステーション」に、ごみを9種に分別して捨てます。9種の内訳は、ペットボトル、紙コップ・紙容器、プラスチック類、割りばし、紙類、生ごみ、可燃ごみ、不燃ごみ、飲み残し水です。

一方、参加者はこれにアルミ缶、スチール缶、びん、ダンボール、廃食用油他を加えた17種にごみを分類します。

「ごみ箱ステーション」に集められたごみは「サブストックヤード」と呼ばれる全部で16ヶ所ある中間ごみ集積所へ集められ、参加者が排出した17分別のごみと一緒に「メインストックヤード」と呼ばれる最終処理場へ持ち込まれます。メインストックヤードでは、缶やペットボトルの減容・ブロック化(つぶしてかためる)や、ダンボールのパッキングなど、会場外処理施設への引渡しのための作業が行われています。

(財)2005年日本国際博覧会協会の環境管理室清掃チームによると、一般来館者、参加企業等のリサイクルへの意識は高く、ごみの分別はかなりスムーズに行なわれているということです。また、外国館からのごみも、当初は自国に分別の習慣がない国では戸惑いも見られましたが、徐々に協力的に進められるようになったそうです。地球博の終了後にはその統計が発表される予定です。

ごみの分別リサイクルは「循環型社会」推進の最もわかりやすいモデルとして、また世界中の人が参加できる活動として、来館者、参加者に支持されているといえるようです。


ごみ箱ステーション


サブストックヤード


メインストックヤード

関連URL:愛・地球博公式Webサイト

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出光興産、「愛・地球博」に
 「エコ・トークセッション」で参加

現在開催中の「愛・地球博」には、企業がさまざまな形で参加・協力していますが、出光興産は、環境教育の一環として、環境パートナーシップ・CLUB(EPOC)(注)で企画した「エコ・トークセッション ー子どもたちと話す未来への環境メッセージー」に参加しました。

「エコ・トークセッション」は、企業のトップと次世代をになう子どもたちとの環境トークショーで、EPOC会員企業のうち12社が数ヶ月間かけて、環境に関するテーマ学習を行なってきた総仕上げとして、6月6日、7月5日、6日の3日間開催されたもの。

出光興産では、2月から知多市立旭北小学校、岡田小学校、新知小学校の3校の現6年生を対象に、「限りある資源 石油、大切にそして地球にやさしく使おう」をテーマに、愛知製油所見学(製造現場・排水処理設備・桟橋・貯蔵タンクへの昇降)や、実験を盛り込んだ出前授業を行ってきました。

7月5日の「エコ・トークセッション」は瀬戸会場市民パビリオンで「未来の生活とエネルギー」をテーマに開かれ、川嶋一元愛知製油所長も参加。三校の子どもたちがその成果を発表。「石油消費日記帳を1カ月間記入して、消費量が世界平均を超えていることに驚いた」 「電気をこまめに消す、ペットボトル等のリサイクル、植樹をしていくことを心がける」 など、子どもたちの発表に対し、川嶋所長は、「みなさんと一緒に勉強ができ、我々も多くのことを学びました」とコメントし、今後も子どもたちとともに地球環境問題に取り組んでいくことを宣言しました。

(注)EPOCは2000年2月に、「中部地区を世界に冠たる環境先進地域とする」ことを目的に約300社で設立されたもの。循環型社会の構築を目指して、啓発活動・環境学習実践活動・社会貢献活動・国内外での研究交流活動を実施している。愛・地球博覧会では、「エコトークセッション」のほか、博覧会会場内のパビリオンや施設の裏側に隠れた環境技術を見学できるバックヤードツアーを開催しました。

関連URL:
  出光興産
  環境パートナーシップ・CLUB


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「愛・地球博」で受賞したプラスチック・リサイクル技術
 宇部興産・荏原製作所、帝人ファイバーなど

「自然の叡智」をテーマにした「愛・地球博」では、地球環境問題の解決と人類・地球の持続可能性に貢献する100の地球環境技術が「愛・地球賞」に選ばれ、9月1日、名古屋市内で表彰式が行われることになっています。受賞技術は、近藤次郎・東京大学名誉教授を審査委員長とする愛・地球賞審査委員会が、参加国や国際機関などから推薦のあった236件の中から選ばれたもので、100件中、海外が44件(23カ国)、日本国内が56件にのぼりました。100の技術の中には、日本企業のプラスチックのリサイクル技術も3つ含まれています。

ひとつは、加圧二段ガス化システムによるケミカルリサイクル技術で、宇部興産(株)と(株)荏原製作所が受賞しました。これは、これは、この2社が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から委託を受け、社団法人プラスチック処理促進協会と共同で実証プラント建設及び実証試験を1998年度から開始したものです。現在は(株)イーユーピー(山口県宇部市)が、主に容器包装リサイクル法に基づく廃プラスチックを原料として引き取り、加圧二段ガス化システムにてこれをガス化、宇部アンモニア工業(有)にアンモニア製造用原料ガスとして販売しています。この技術は、廃棄物を事前に分類分別することなくガス化し、高温でダイオキシン類を完全に分解し、ガス化後に急冷することでダイオキシン類の再合成も抑制することが評価されました。

もうひとつがペットボトルtoペットボトル・リサイクル技術を開発した帝人ファイバー(株) です。これは、使用済みペットボトルから、石油から製造したバージン原料と同等以上の高純度原料を回収する技術。化学的に分解、精製、重合等を行うことで、ペットボトル樹脂の原料である高純度なテレフタル酸を生産する。テレフタル酸の製造にあたってはリサイクル生産のほうが石油からつくるのに比べてエネルギー量が3割少なくてすむことが評価されました。

3つ目は、エフピコ方式による使用済発泡スチロールのリサイクル技術で、(株)エフピコが受賞しました。エフピコ方式とは、回収、再生、再商品化の各ステージが一体となった使用済み発砲スチロールトレーのリサイクルシステムで、消費者、スーパー・学校・自治体、問屋、メーカー(エフピコ)の4者が協力して回収システムを確立しています。

また、海外からは、一般廃棄物中の廃プラスチックから燃料油を生産する技術を開発した韓国のシン・デヒョン氏が受賞しました。これは、一般廃棄物中の廃プラスチックを重力分離により回収する技術です。一部分解された供給材料の再循環、分解反応の連続的・自動的プロセスで高品質の燃料油を生産します。あらゆる廃プラスチックに利用でき、生産された燃料油は工業用ボイラー、家庭用暖房、農業用燃料、自動車用として使用できます。

詳細:愛・地球博公式HP

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塩ビ工業・環境協会が「愛・地球博」に
 リサイクル塩ビ製のベンチ、デッキなどを提供

塩ビ工業・環境協会(VEC)は、愛知万博と周辺インフラの景観開発に対し、リサイクル塩ビのベンチ、デッキ、塩ビサッシ・サイディングを提供しています(VECによる支援総額は630万円)。これらは、同協会が名古屋地区の産学連携として、大同工業大学とリサイクルベンダー三宝(有)と共同で開発したもので、ベンチは、長久手会場の学童広場と万博サテライト笹島会場に設置されています。また、デッキは万博遊覧ルートの名古屋市堀川沿いにあるカトウヨットに設置されています。原料は都市再生機構の解体現場から排出される使用済み塩ビパイプや雨どいなどの100%リサイクル品であり、木材を塩ビに代えることで腐食もありません。

万博終了後、ベンチは三宝とVECが主体となって市内の小中学校や公園等に再設置し、リサイクル製品を身近に感じながらの環境学習に役立てるなど、長期的に活用していく予定です。 一方、カトウヨットハーバーの建屋外壁には、簡易に施工でき耐候性の高い塩ビサイディングが外装され、窓開口部には断熱性と耐久性の高い塩ビサッシが装着されています。

万博会場では、ほかにもEXPOドーム、EXPOホール、モリゾー・キッコロメッセなど巨大パビリオンの屋根など多くの施設に塩ビ製のテントがたくさん使用されています。これらは博覧会終了後、リユース・リサイクルされます。


万博会場に設置されたリサイクル塩ビベンチ


カトウヨット全景

関連URL:塩ビ工業・環境協会

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